2017年3月26日日曜日

洋食SHIMADA 初のワイン会「カジュアルフレンチと地元ワインを楽しむ会」無事終了!!

おはようございます。
すっかりヒトミワイナリーさんとのワイン会から1週間・・・過ぎてしまいましたね。

とっても良い会になり、皆様には本当に感謝申し上げます。

せっかく素晴らしい会になったので、備忘録として・・・
ワイン会の振り返りをしたいと思います♪
先週の土曜日、3月18日、洋食SHIMADAの初となるワイン会を開催いたしました。

オープンして1年経ち、ずっとやってみたかったワイン会。
自分達だけでは到底形にならなかったものでした。
お客様、ヒトミワイナリーの皆さま、小菅酒店の小菅様のお力添えあって無事に終了することができました。



今回はみなさんもご存知、東近江市のヒトミワイナリーをお招きして。
自分が幼少期から身近に感じていたワイナリーさんとタッグを組めるとは・・・
いろんなご縁に感謝です。

ヒトミさんのワインはすべて、食物繊維や酵母をそのまま残す「にごりワイン」という形をとられています。
使用原料は国内生産された原料を使用されています。




今回のラインナップはこちらの6本。
定番の微発砲にごりワインから長浜の今荘ぶどう園のぶどうを使った個性的なワインまで・・・ほんとにキャラが濃い6本をチョイスしてくださいました。


私たちも初めてのワイン会で勝手が全く分からず・・・
とにかく参加者が集まるのか・・・が一番心配なところであったのですが、
結果的に20名様を超えるお客様が集ってくださいました。
本当に一安心。


メニュー構成はこんな感じでした。

No.1 h3 Papillon(パピヨン)2016 ロゼ
        ×
   桜鯛のカルパッチョ 彦根イチゴのラビゴットソース


No.2 身土不二(シンドフニ)Cuvee Tsumura 2015 白
        ×
   笹イカを赤ワインと豊郷町のヨツヤ醤油でマリネ


No.3 h3 KUMAGERA 2016 白
        ×
   オマール海老のフランと新ジャガイモのピューレ


No.4 Primeur(プリムール)2016 赤
        ×
   鮮魚を七輪焼きで 春の香り
   白みそと蕗の薹の白ワインソース


No.5 身土不二(シンドフニ)AITO SONE Bailey A 2014
        ×
   菅浦産しし肉の赤ワイン煮込み 柚子胡椒の香り


No.6 Tartar(タータル)Wine Rouge 2014 赤
        ×
   菅浦産しし肉のロースト 茎ワサビとレフォールソース


以上の内容でお届けしました!!



まずはパピヨン乾杯!!





一品目の桜鯛のカルパッチョ 彦根イチゴのラビゴットソース
ソースは彦根産のあきひめ青ネギ、ソテーオニオンなどが入った甘ずっぱいラビゴットソース。
フレッシュでドライなイチゴを思わせるロゼのパピヨンとの相性がとっても良かったです。





2品目は 笹イカを赤ワインと豊郷町のヨツヤ醤油でマリネ
肉質の柔らかい笹イカを赤ワイン、醤油、香辛料などと一緒に漬け込んでいます。
2本目のShindofuni cuvee Tsumuraの白ワインはかなりしっかりしているので、まったり濃厚なイカのマリネと良く合いました。
長浜市の今荘ぶどう園のシャルドネ100%のワインです。
オークと蜜の香り、柔らかい酸味があります。




3品目はオマール海老のフランと新ジャガイモのピューレ
オマール海老で作ったスープを蒸し、フランにし新ジャガイモと玉葱で作ったピューレを浮かべています。
こちらの料理にはヒトミワイナリーさんの定番の濁りワイン、KUMAGERAを合わせて。
生食用の国産ぶどうが使われています。
発酵によって瓶底に沈殿する酵母や酒石酸を除去せず、そのまま瓶内に残ってます。
スカッとドライなワイン、クリーミーなフランとの相性がかなり良かったです。




4品目は鮮魚を七輪焼きで 春の香り 白みそと蕗の薹の白ワインソース
白ワインソースに白みそを入れてコクを出し、蕗の薹(ふきのとう)の苦みをアクセントで出ました。お魚は平目です。
プリムールはMC法で仕込まれたワインです。簡単に言うとボジョレー・ヌーヴォーと同じ作り方ですね。滋賀のマスカットベリーを最大限に生かしたワインに仕上がっています。
お魚には白ワイン。。。というイメージの方が多いのでは?
そこを意外にもうちのシェフはこのフレッシュなプリムールを合わせて提案しました。



5品目は菅浦産しし肉の赤ワイン煮込み 柚子胡椒の香り
滋賀県の菅浦で捕れたメスの獅子のバラ肉、すね肉などの部位を柔らかく煮込みました。
赤ワイン煮込みなんですが、柚子胡椒も付けながら食べるとこれまた以外に美味しい!
この料理にはやはり力強い赤ワイン、 身土不二(シンドフニ)AITO SONE Bailey Aを合わせて。実はまだ発売されていないワインなんです。
厚みがあり、フレンチオークの香りを心地よい、、、実は個人的に大好きな赤ワインなんです!



そして6品目は  菅浦産しし肉のロースト 茎ワサビとレフォールソース
メスの獅子のロース肉をじっくりローストして七輪で炙りました。
ソースには醬油ベースのソースに茎ワサビのアクセント、レフォール(西洋わさび)のクリームソースで。
栽培から瓶詰まで一貫してヒトミワイナリーさんが手がけるワインです。
まさしく滋賀のテロワールを一生懸命表現されたワインだと思います。
作り手の思いを話してもらいながら飲んで、食べるとシナジー効果ってこんなにも大きくなるんだ!としみじみ思いました。
滋賀で造られたワインと滋賀で捕れたしし肉。最強の組み合わせじゃないでしょうか。




初めはお客様もスタッフたちも少々緊張気味・・・
どんな会になるんだろう・・・
と少し心配していましたが、なんのその!
さすが洋食SHIMADAのお客様!隣、前が初対面の方でもお酒と料理が進むうちにあっという間にみんな仲良しに(笑)
最後の方は自分の声が届かないほどの賑やかぶり。
皆様楽しんでくださって何よりでございました。

そしてみなさんの酒豪っぷりには圧倒されました。(笑)
どんどんグラスが空っぽに・・・
ほんとにたくさん飲んで頂きましたね。

シェフも日ごろはキッチンに籠りっきりなのですが、当日はお客様のところを回りながら、お話ししながらすごく有意義な時間をすごせたようでした。
料理にも激励の言葉を頂き、ますます今後の料理にも力が入る事でしょう!!

ヒトミさんからは山田さん、栗田さん、いしもとさんの3名がお手伝いに来てくださいました。本当に助かりました!
ワインへの思いを真摯に語った頂き、私たちができなかったことを補いながら会を進めてくださいました。


ヒトミさんのワインは毎年違う物が出るのでこれからがとても楽しみになりました。
生産量も多くはないので人気なワインを売り切れることも多々・・・
早速KUMAGERAもオンラインでは完売になっていましたね。


これからも益々注目度が高いヒトミワイナリーさん。
私も追っかけて行こうと思います!

滋賀県内のみなさんも、もちろん県外の皆さまもぜひ!ヒトミさんのワイン、一度は飲んでみてください。そして飲むときはそれに合わせた料理は必須ですね。

ワインと料理、組み合わせで生まれるマリアージュ、幸せと美味しいの相乗効果をどんどん楽しんでいきましょう!!